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【Moleskine】ブルーブラックじゃない古典インク

 今回のカテゴリは、【Moleskine】にするか【万年筆】するか迷いました。新しいインクを買いましたということなのですが、メインはモレスキンの裏抜けなので、【Moleskine】にしました。

 萬年筆好きでモレスキナリーなら、一度はぶつかる壁がインクの裏抜けだと思います。私の場合、いわゆる古典ブルーブラックを常用することで解決しています。古典と呼ばれるのは、酸化鉄を含む昔ながらの製法で作られているからです。で、酸化鉄を含む古典インクはブルーブラックしかないのか、というとそんなことはありません。今回買ってみたインクは、ブルーブラックではありませんが、酸化鉄を含む古典的製法のインクです。でも、これ以外にブルーブラックじゃない古典インクが有るのか知らなかったりしますが・・・(^^ゞ

 今回買ったのは、ローラー&クライナーの「スカビオサ」です。スカビオサとは、マツムシソウのことで花が濃い紫色です。このインクは、そんな紫色のインクです。古典インクなら、ブルーブラックじゃなくても問題ないのかを見たくて買ってみました。萬年筆のインクは、特に赤や紫系の場合、萬年筆の軸が染まりやすかったり裏抜けしやすかったりと浸透力の強い物が多いので、どんな感じか興味津々です。
P1020363のコピー


 萬年筆試し書き用モレスキンに書いてみました。使ったのは、Bock社のMニブが付いた萬年筆です。スカビオサは、ちょっとくすんだ暗めの紫色インクでした。滲みや髭は、全くありませんでした。
P1020359のコピー


 裏側です。裏抜け全くなし、です。( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ
P1020365のコピー


 意地悪をして、スポイトで盛り上がるくらいに垂らして乾かしてみました。乾いた後、うっかり指でこすってしまい、乾いたインクが粉末状になってしまいました。この滓が古典インクの証であり、お手入れを怠ると萬年筆が書けなくなる所以です。この滓が溝を塞いでしまうのです。滓の主成分は酸化鉄ですから、水に浸け置き洗いをしても取り除けません。じゃどうしたら良いの?という問に対する解は、勿論あります。が、今回の趣旨からは外れるので、いつかそのうちということで話を先に進めます。
P1020355のコピー


 裏側から見てみました。垂れたエッジの部分は抜けていますが、本体は染みていません。普通に使う分は、ほぼ問題なくモレスキンで使えると見て良いと思います。
P1020357のコピー


 ちなみに、とあるメーカの紫色インクを試筆した裏側はこんな感じでした。ちょっと分かりづらいかも知れませんが、使う気が失せるくらい裏抜けしています。
P1020361のコピー



 今回試したローラー&クライナーのスカビオサは、対モレスキン用インクとして見た場合、私の中では1.5軍ぐらいにランキングされました。1軍にしなかった理由は、特に紙質の悪いモレスキン(悲しいけど、最近買ったモレスキンにそういうロットがあったんです)で特定の条件で裏抜け気味になる場合があったからです。普通に筆記する分には、問題なく使えると思います。ブルーブラック以外の色をモレスキンに使ってみたい方は、お試ししてみては如何でしょうか。
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テーマ : 今日のつぶやき
ジャンル : 日記

Comment

モレスキン(ブックジャーナル)使ってみた

私も、裏抜け具合もチェックしました。

やはり、インクによって違うのですね!

Re: モレスキン(ブックジャーナル)使ってみた

>fresh-mangoさん

インクの裏抜け具合は、メーカと銘柄次第で、天と地ほども違いますね。
その組合せを探るのも楽しみのひとつだと考えています。

奥が深いです。

はじめまして。
少ない経験での印象からすると、同じインクを使っていても使うペンの違いで滲みや抜けに差があるように思います。筆記のスピードや筆圧の違いでも然り。他方、モレスキンのロット毎の紙質の差も大きい気がします。
それが許せる時と許せない時があったり・・・。
インクとペンと紙と人とが織りなすこの世界はほんと奥が深いです。

No title

>なゆたさん

はじめまして。
確かに感覚的に、同じインクでも細字だと抜けにくい感じはします。
紙の質感、筆記感、インクの色、フロー、etc
色々な要素を考えて、用途に合わせた道具を選ぶ。

パズルのような楽しさがあると思っています。
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